個性的なバイクづくりが人気
カワサキは日本のバイクメーカーで、他社に比べると作り込みに強いこだわりを持っていることが特色です。
最近発表されたモデルはH2Rをはじめとして、スペック面において他社の同クラスでライバルを凌駕する高性能のマシンを多く投入しています。
これらのモデルの投入により、これまでの重厚感あふれるモデルのみならず、スタイリッシュな外観を持つスポーティタイプもラインナップに加わり、幅広い世代層のライダーに受け入れられています。
こだわりを持って設計されたモデルが多いだけに、KAWASAKIのスタイルやブランド力に惚れ込んで選択するライダーが多いメーカーです。
中古車選びに際しては。年式の古い中古バイクを購入するケースは車体の良好なものを選ぶようにして、メンテナンスを続けながら乗るようにしましょう。
原付やスクーターを作らない国内唯一のKAWASAKI
国産大手バイクメーカーとしては珍しく、ミッション車を専門に作るメーカーで、原付やスクーターを製造しません。
かつては「Zシリーズ」をはじめ、いわゆるザ・バイクと言えるもっともオーソドックスな形状のネイキッドとスポーツモデルをメインのラインナップに据えていました。
ネイキッドの意味は裸で、エンジン回りにカウルなどを装備していないシンプルなスタイルです。
21世紀に入ったころはオールラウンドバイクに注力した時期もあったのですが、近年はスペックを高めたスポーツタイプや伝統的なネイキッドタイプが主力の車種構成です。
それを象徴するかのように発表されて話題となったH2Rは、新車価格が約600万円弱でレーシングマシンの能力を公道仕様に受け継ぐハイスペックなマシンです。
国内の排ガス規制で国内モデルに制限がある中で、国産仕様の車種は限定されるのですが、逆輸入されるモデルが多いという特色を持っています。
日本では「ブライト」という貿易会社が正規ディーラーとして取り扱っています。
KAWASAKIのバイク購入の検討に当たっては、KAWASAKI公式HPとブライトHPのラインナップを併せて検討すると全体がわかります。
かつてのKAWASAKIのバイクは、故障などトラブルが多く、自分で点検修理を行うという、どちらかと言えば玄人好みのメーカーでしたが、近年は性能や耐久性がアップしてビギナーにも手が出せるメーカーとなりました。
KAWASAKIのバイクの中古車市場
中古市場においては他社の国産車種より取引相場がやや高値です。
ただ、人気モデルと不人気モデルの開きが大きく、例えばすでに生産が中止された400ccネイキッドモデルのゼファー400は同年代のモデルの中で唯一プレミア価格が付いたモデルとなっています。
一方、エストレヤやバルカン等、値落ちの大きなモデルもあるのです。
市場相場でネオチを避ける要因として3つのポイントがあり、硬派なイメージを引き継いでいる事、高い性能を持つ事、ライディングが楽しめる事、の3つで、これらを持ち合わせていないモデルは値崩れのリスクが有るのです。
ちなみに人気のNinja250の買取り相場は25〜40万円程度で、ゼファー400の買取り相場は18〜40万円程度となっています。