ロングツーリング向けのバイクはあるの?

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乗りやすいバイクでロングツーリングを楽しむ

リターンライダーは、ロングツーリングで疲れやすいことに不安を覚える人もいると思います。
けれど、普段仕事などで忙しい人は、こまめにバイクを出すということもできないでしょうから、ツーリングに出かけるときは思い切りロングツーリングを楽しみたい、という人も多いですよね。

ロングツーリングを楽しむには、まず足つきのしっかりしたバイクを選ぶということはマストです。
足つきといっても、その人の身長や股下の長さによって合うバイクは変わってくると思いますので、実際にまたがってみて、しっかり足がかかとまで着地するバイクの中から、好みのものを選んでみましょう。

最近人気のある「ハーレーダビッドソン」は、シートがかなり低いので、足がつきやすいと思われがちです。
しかし、実際にまたがってみると、シートの幅が狭いので小柄な人だと足つきの悪さに驚くかもしれません。
まずは実際にまたがってみることが大切です。

そのほか、ロングツーリングに適したバイクとは?

街乗りもツーリングも楽しめる、125ccのバイクが人気のようですが、125ccだと高速道路を走ることができないので、ロングツーリングを楽しむなら、中型以上のバイクを購入するのがおすすめです。

せっかく遠くまでいくなら、高速道路を使って今まで行ったことがない場所にあちこち行ってみたいと思うもの。
高速道路なら道もきれいに舗装されているので、気持ちよく走ることができます。

また、排気量の大きいバイクは、小型のバイクと比べると直線を走行しているときに安定しやすいです。
必ず大型バイクでなければならない、ということはありませんが、中型以上のバイクのほうが、ロングツーリングには適しています。

また、ロングツーリングの場合はリュックサックなど体に荷物をつけていると、運転に負荷がかかって疲れやすくなりますので、荷物はバイクに積むようにして、体に背負うのは避けたほうが無難です。
さほど長距離でないのであれば気にならないかもしれませんが、長い間運転していると疲れやすくなります。

ここまでご紹介したことを取り入れながら、ぜひロングツーリングを楽しんでいただきたいと思いますが、一番重要なことは、やはり「しっかりメンテナンスされたバイクに乗る」ことです。

タイヤの空気圧が低い、ホイールが歪んでいるなど、メンテナンスされていないバイクでのロングツーリングは運転していて疲れますし、何よりメンタル的に安心して運転することができません。
ツーリングに行く日が決まったら、それまでにしっかりバイクのメンテナンスを行い、万全の状態で出かけましょう。
もちろん、ガソリンも満タンにしておくことは忘れずに。