ホンダのバイクの売筋と買取相場

世界のホンダと呼ばれる国産バイク

日本のHONDAは世界大手のバイクメーカーで、高性能と高耐久で最もバランスの取れたメーカーと高く評価されています。
原付から人気上昇中の原付2種、250ccクラス、スーパースポーツクラス、スクーターなど、実に幅広いカテゴリーでトップシェアをキープする総合バイクメーカーです。

もちろん4輪車分野でも日本を代表するメーカーでもあります。
バイクメーカーを知るにはHONDAを外すわけにはいきませんので、ホンダバイクの特徴や中古車情報等を概観します。

世界で愛されるHONDAのバイク

原付バイクからオーバーリッタークラスまで数多くのラインナップを持つHONDAは世界最大の総合バイクメーカーで、新車・中古ともに根強い人気を維持しています。
バイク部門の世界販売シェアはトップで、国内だけでなく、東南アジアや欧米などグローバルに愛されています。
世界でHONDAが愛されている理由としては、多種多様な車種ラインナップ、車両トラブルの少なさ、先端技術の惜しみない投入、取り回し性に優れ乗り心地が良いなどが高評価です。

また、耐久性に評判があり、他社の同クラスのライバル車種と比べて、長い累積走行距離が実現し、エンジンのフィーリングも快適であると言われます。
シェアが高く多くの台数が売れているだけにアクセサリーやアフターパーツも豊富で整備や修理の際も困らないこともメリットです。
技術開発とともに新たなカテゴリーの探索にも積極的で、最近の成功例ではPCXシリーズが挙げられます。
これまでの原付2種よりはやや大きく、ビッグスクーターに比べれば取り回しやすい車体で、スタイリッシュな外観と相まって大人気となりました。

現在国内の市場では若者のバイク離れが進みホンダは低迷する国内市場で、初めてバイクに乗る若年層に2輪車の魅力を伝え興味を持ってもらう戦略をとっているようです。
ただ性能や数値上のスペック面においては、ホンダ1強時代の面影は少し薄れています。
性能アップに重きを置くYAMAHAが急速に追い上げ、シェアを奪われている分野があるようです。
ただ、やはりホンダは強く、400㏄クラスで見ると教習車の定番のCB400SFは、2015年度に約3000台を売りトップで、2位のカワサキニンジャ400の約1500台に大きく水を開けています。

HONDA のバイクの中古車市場動向

ホンダのバイクは販売台数が多い分、中古市場にもさまざまな車種が数多く流通しています。
台数が充実している分、初回登録年(発売年)や走行距離、車両の状態等の条件が中古車価格に直接影響します。
人気となり販売・流通台数が多い車種ほど、値崩れが目立つようです。

スポーツ走行に特化したモデルなど高性能をウリにしたモデルや、リトルカブ、ゴールドウィング等他社のライバルモデルが見当たらないオリジナリティの高いモデルは中古市場の価値が高い状況です。