バイクの買取りの簡単な流れ
バイクを買取ってもらう場合の手続きを、申し込みから金額受け取りまでの簡単な流れに沿って整理してみます。
最初に、業者に査定依頼を申し込んで、概算の見積り査定金額を伝えてもらい、出張査定の都合の良い日時を予約し査定を受けます。
次に最終査定金額に満足すれば、売買契約を結び、バイクを引き渡して買取り金額を受け取ることになり、これで完結となります。
査定依頼の申し込みから出張査定まで
査定の申込方法は、電話申込・ウェブ申込・店頭訪問申込の3つの手段があります。
バイク買取り専門業者は査定担当スタッフが常時外回りしているケースも多く、ウェブであらかじめ申込をすると便利です。
ウェブ申込のサイトでは、複数のバイク買取り専門業者に一括で査定申し込みが可能なサービスもあり利用すると早いです。
査定依頼に当たっては、車検証などを手元に置き、バイクの初度登録年月や型式等を正確に把握できる状態で準備することと、走行距離を確認しておくことが大事です。
事前査定申込の場合、バイク現車を見て本格的査定前に、年式やモデル別概算査定金額を提示してもらうことが可能です。
ウェブ申込のケースではメールや電話で回答を待つ事が出来ます。
概算額の算出の方法は買取り業者により違いますが、多くのケースで最も高額での買取り金額を提示します。
本格的査定では、現車を見ながら概算査定額から減点（減額）する方法で最終的な査定額を算出し提示されます。
依頼当初に伝えられた概算査定額で買取ってもらえるケースは極めてまれですのでその点は覚悟する必要があります。
概算査定額の提示に当たっては、査定の内容や方法を説明されますので、必ずどういった内容の金額提示なのかをしっかり確認しましょう。
続いて出張査定を予約するのですが、大半のバイク買取り業者は無料で行っています。
都合の良い日時を選び出張を受けますが、ウェブで一括査定を依頼したケースでは、複数の買取り業者を一緒に集め、合同査定をしてもらう事も出来ます。
契約から買取り金額を受け取るまで
査定の結果、最終的に提示された金額に納得がいけば売買契約に移ります。
契約内容の説明を受けてサインと印鑑を押す程度の簡素な手続きである場合が多いです。
契約を澄ませばバイクを業者に引き渡すことになりますが、出張査定時に即決したらすぐにトラックに積み込み、引き取られることが多いです。
もちろん、出張査定を受けた後に検討してから売却を決断しても、再度都合の良い時間に自宅まで無料で引き取りに来てくれます。
引き取りに際しては、車検証、自賠責保険証、認印、買取り会社により住民票等が求められる事もあります。
もしそのバイクにローンの支払い残額があったら、信販会社の書類も必要になります。
引き取り後、買取り金額を受け取るのですが買取り各社の規定に従って支払われます。
現金での買取りに対応する専門業者は、一定の条件のもと引き渡しと同時にキャッシュで払ってくれます。
ただ多くの業者は後日金融機関振込対応を原則としており、引き渡し後3営業日程度で、バイクや書類に不備がないのを確認して振込むようです。